規格外のダークヒーロー爆誕というキャッチコピーだったけど、規格外でもダークヒーローでも無かった。
虐待で障害を負った男が犬との生活ために悪事に手を染める話だ。
映画の冒頭で男は逮捕され留置所に入れられ、
そこに派遣されて来た精神科医に男が半生を回想しながら語っていく。
この流れ「ジョーカー」に似てるんだよね。
主人公も最初は白塗りでジョーカーに見えて仕方がない。
でもジョーカーみたいに狂ってはいなくて、
愛情注ぐ相手が犬しかおらず、他人には虚像を見せているだけだった。
主人公と精神科医の対話は告解ようにも見えた。話の中で聖書や宗教書の引用が頻繁に出てくるので多分そういう意味なんだろうと思う。
もう少しキリスト教(カトリック?)の知識があればストーリーをもう少し深く理解出来たかもしれない。
この映画の本当の主役は犬たちだ。主人公が車椅子なので、代わりに犬が活発に動く。犬が傷つくシーンはなく、人に危害を加えるシーンも間接的に描写される、犬に優しい映画。
もしかして規格外のダークヒーローって犬たちの事か?
主人公より犬たちの方が活躍するしね。
映画のついでにゴーゴーカレーでヘブバンコラボメニューを食べた。
クリアファイルと紙ナプキンとカレーに刺さってた旗を持って帰って来た。
書き下ろしイラストかわいい。
コラボメニューはエビフライとなんかいろいろ乗ったカレー。エビフライ一本だけなのでちょっと物足りない。
いやダイエット中だからちょうどいいか。
去年キュアメイドカフェで食べてエビフライカレーは2本乗ってたな。
雨が土砂降りで傘をさしてもずぶ濡れになったけど久しぶりの外出で気持ち晴れやかだ